音符つつき回した鍋底に 息をひそめてうどんの切れ端
ぷかぷかとうどんの切れ端 さまよってうどんの切れ端
行き場のないうどんの切れ端 
まるであたしのようだねと お前はつぶやきつまんだね
ネギの切れ端
安酒に肝臓いわし ろくでなし男に捨てられ
それでも笑うお前 
いたいたしくて いとしくて
だ・か・ら 今日から俺がお前の寝床
今日から俺がお前の寝床 今日から俺がお前の寝床 
今日から 今日から 今日から 今日から
お前の寝床